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子どもの心の診療ネットワーク事業 The Child Mental Health Network Development Program 文字サイズ 小 中 大 TOP 事業について 一般の方へ 子どものみなさんへ 医療関係者・支援者の方へ 災害と子どもの心 --> TOP > 一般の方へ > よくある子どもの心のQ&A 目次 TOP 事業について 一般の方へ 子どものみなさんへ 医療関係者・支援者の方へ 災害と子どもの心 よくある子どもの心のQ&#038;A 子育てや子どもの心の悩みについて、代表的なものをとりあげてみました。 ことばが遅れているかな…ことばを増やしたい…絵本の読み聞かせをしても、途中でページを勝手にめくってしまうのですが…たくさん褒めましょうと言われたけれど、褒め方がわからない…子どものかんしゃくへの対応に困っていて…うちの子、落ち着きがなくて…すぐに手や足が出るし、言葉使いが乱暴かも…こだわりが強くて、困っています…子どもとちょっと離れるだけなのに、大泣きしてお腹が痛いと言ってくるのだけど…最近毎朝お腹が痛いと泣いていて、小児科ではストレスからくるものと言われたのですが…おねしょが治らなくて…爪を噛むのをやめさせたいのですが…目をぱちぱちとするまばたきが多くて、やめなさいといっても治リません…最近学校に行こうとしなくて…音読が苦手で、読むのを嫌がります…なんだか元気がなくぼんやりしていて、何をやっても楽しくないみたい…体重ばかり気にして食事をあまり食べなくて…リストカットをしているみたい…死にたいって言っていて…子どもがスマホをほしいと言うのですが、依存が心配です…子どもが産まれてから3ヶ月。自分の子どもが可愛く思えません… 困っているときにこそ、子どもやご家族だけで抱えず、周囲と一緒に考えることがとても大切です。思いがけないヒントが見つかるかもしれません。地域の保健センターや子育て支援センターで近くの専門機関の情報を探してみるといいかもしれません。子どもの心の診療機関マップや、こちらのお役立ちリンク集:相談窓口もご参照ください。 子どもの特性や心の不調は、様々な形で現れ、一人ひとり異なります。ここに記載した内容に当てはまらないことや網羅できていないこともあるかもしれません。このサイトの情報がヒントになり、自分や家族の状態の理解や子どもにかかわる機関などへの相談につながれば幸いです。 ことばが遅れているかな… ことばの発達には理解の側面と発信の側面があり、おおむね次のように発達していきます。 簡単な指示を理解する(1歳ごろ)意味のある単語を話す(1歳半)単語の数が増える二語文(「わんわんきた」など)を話す(2歳ごろ)会話をする(3歳以降) 通常は理解から発信へと進んでいくので、まずは「ちょうだい」「ポイして」などの簡単な指示が理解できていることが大切です。また、コミュニケーションをとりたいという意思が発信につながるので、ジェスチャーなどことば以外のコミュニケーションをするかどうかも重要なポイントになります。1歳半で単語が出ないときには専門機関などに相談をしましょう。 ことばが遅れる原因としては、例えば耳の聞こえ、口や喉の構造、発達の特性、養育の環境などがあります。 大きな個人差があるので、上記ができなくても遅れがあると断定はできませんが、背景に対応できる原因が隠れていることもあります。気づいた場合には早めに地域の保健センターなどに相談しましょう。家庭でできることとして、こちらもご参照ください。 ことばを増やしたい… ことばの発達は、理解から発信へという順番で進んでいき、コミュニケーションをしたいという気持ちがそれを支えています。 そのため、ことばが出にくい・増えにくいお子さんの場合には、ことばを話すことだけに注目してあせりすぎないことが大切です。まずは、スキンシップ、ジェスチャーや表情、絵カードなど、ことば以外のコミュニケーションの手段を活用しながら、楽しくやりとりをすることを目指しましょう。地域の保健センターや子育て相談などを利用して、お子さんに合った方法を一緒に考えるのもいい方法です。 次に、理解できる言葉を増やしていくためには、近くの人がいろいろなことばを話しかけることが大切です。その際には、ことばを教えようとするよリも、本人がみているものややっていることを、短いことばでゆっくりとナレーションすると効果的です。絵本の読み聞かせもいいですね。 その上で、本人がことばを発したときには、(少し間違っていても訂正はせず)ことばを繰り返すなどして反応してみましょう(「ほんとだね、バナナおいしいねー」など)。ことばがコミュニケーションの手段だということを理解することにつながり、ことばの獲得が進みます。 ことばはあくまで、楽しくつながるための手段です。周囲の力を借りながら、お子さんと一緒に、ゆったりとコミュニケーションをとるためのヒントを探していけたらいいですね。 絵本の読み聞かせをしても、途中でページを勝手にめくってしまうのですが… 忙しい日々の中でお子さんとの読み聞かせの時間をとっているだけで、とても素晴らしいことだと思います。 読み聞かせの目的は、本のストーリーをしっかり読むことではなく、一緒に穏やかな時間を共有することです。 時間は一日数分でも構いません。0歳のお子さんでも、本と一緒に時間を楽しむことができます。お子さんがストーリーの筋とは違うところに注目したら、その脱線に乗って、「本当だ、ゾウさんが食べてるね!」と、言葉を重ねてみましょう。本を逆にめくっても大丈夫です。新しいストーリーを作ってもいいし、早くめくりすぎる子どもとは「バサバサバサー!」とその音を楽しむこともできるかもしれません。 少しずつストーリー通りに進む練習をしたい場合には、「毎晩」「寝る前に」「短いストーリーのある本を」「大人がめくる係、子どもが聴く係で読むことを事前に共有して」気長に練習をしてみることがお勧めです。 自分で本を選ぶことも子どもたちは大好きです。毎回同じ本でも大丈夫です。繰り返す中で子どもは学んでいきます。時々バリエーションを提案しながら、子どものリードに乗って、本を介したやり取りの時間を楽しんでいただけたらと思います。 たくさん褒めましょうと言われたけれど、褒め方がわからない… どこを褒めたらいいのかわからない、褒め方がわからない、と悩むご家族はたくさんいらっしゃいます。日々の慌ただしい育児の中で、なにか新しいことを見つけて褒めようとするのは、少しハードルが高いかもしれません。まずは、子どもが日常の生活でできていることに注目してみましょう。 褒め方のコツは、「すぐに」「具体的に」です。宿題に取りかかったら、 最後まで待たずに、途中で何度も、(単純に「えらいね」よりも) 「宿題すぐにやってえらいね」とプロセスに注目して声をかけて みましょう。「いつもそうならいいのに」というネガティブな言葉 や、他者と比べて褒めること、結果だけを褒めることなどはできるだけ避けると、褒める効果がアップします。 それも難しいときには、「注目と感謝を伝える」と考えるといいかもしれません。子どもにとって注目は何よりのご褒美です。当たり前にできていることでも、見ているよ、と声をかけてあげることから始めると、きっとお子さんの行動が変わってくると思います。 子どものかんしゃくへの対応に困っていて… 欲求が満たされないときに、泣いたり叫んだりものや人に当たったりする反応のことをかんしゃくといいます。子ども(特に2-4歳ごろ)は、状況の理解や感情のコントロール、ことばで気持ちを表現することを学んでいる最中なので、よくかんしゃくを起こし、周囲の大人も疲れてしまうことがあるかもしれません。 かんしゃくにはそれなりの理由があります。思う通りにできない、お腹が空いた、疲れた、などがきっかけになることが多いです。説得しようとしたり叱ったりするのはかんしゃくをより悪化させてしまうので、まずはきっかけになる物や場所から、静かで安全なところに離れることが効果的です。その後、静かなトーンで「もっと遊びたかったね」「眠たいかな」などと、子どもの気持ちをことばで代弁しましょう。好きなものなどで注意をそらし、落ち着いたときやことばで「いやだった」などと表現できたときには、「教えてくれてありがとう」と褒めてあげると、対処の力が育っていきます。 かんしゃくは成長とともに減っていきますが、絶えずいらいらしている、同じ年齢の子と比べて明らかにトラブルが多くて日々の生活が大変なときなどには、専門機関に相談しましょう。 うちの子、落ち着きがなくて… あちこち動き回り、興味や関心がうつる子どもの世話をするのにはエネルギーがいるかもしれません。最近では、発達の特性を心配して相談してくださるご家族の方も多いようです。 2−3歳の子どもは、年齢的に、通常でも落ち着きのなさが目立ちますが、多くの場合、就学ごろになると成長とともに安定してきます。 同年齢の周囲の子どもと比べて明らかに落ち着きがない場合、発達の特性の他にも、不安や体調不良など様々な要因が考えられます。寝不足、トイレットトレーニング、きょうだいの誕生、その他の環境の変化など、子どもに負荷がかかる原因がないか、あらためて観察してみましょう。 その上で、「ちゃんとしなさい」ではなく「椅子にまっすぐ座るよ」など、できるだけ具体的にやることを伝え、短いサイクルで、できていることを褒めましょう。良いフィードバックをもらうことが、子どもの成長につながります。 すぐに手や足が出るし、言葉使いが乱暴かも… 暴力や暴言であっても、子どもが表現していることには何らかの理由があります。 まずは、乱暴な言動の背景にある、怒りや悲しみなどの気持ちや、理解してほし かったことに目を向けてみると、思いがけないSOSに気がつくこともあるかも しれません。できれば静かで安全な場所に離して、「つらそうだけどなにがあった?」 などと声をかけます。 「叩かないの!」「なんで!」と叱るだけだと、子どもはその代わりにどうすればよかったのかを学ぶことが難しいかもしれません。「叩かないで、貸してって言えたらいいね」と練習したり、子どもが暴力的ではない言動をしているとき「いまのことば、優しいね」などとフィードバックを与えることがとても大切です。 暴言や暴力がひどく、日々の生活に困難が生じている場合には、本人も周囲も追い詰められてしまいます。専門機関で一緒に対応を相談しましょう。 こだわりが強くて、困っています… 服や食事、ものごとのやり方など、誰にでもこだわりはあるものです。こだわりによって安心や気持ちよさを得ることができる一方で、こだわりが過剰になると、生活に支障をきたすこともあるかもしれません。 毎回同じ道を通らないと登園できない、 同じメーカーの特定のパンでないと食べられない、 特定の服を着られないとパニックになるなど、 強いこだわりの背景に、発達上の特性があることもあります。 こだわりのメリットを認めながらも、少しずつバリエーションをつけるなどの小さな工夫を重ねていきましょう。強いこだわりにより日常に支障が出るような場合には、専門機関に相談することをお勧めします。 子どもとちょっと離れるだけなのに、大泣きしてお腹が痛いと言ってくるのだけど… 家族など自分の大切な人と離れるとき、多くの子どもは不安を感じます。特に、まだ自分のことばで気持ちを表現したり未来に見通しを持ったりする力を育んでいる途中の小さな子どもは、離れる際に身体の症状を訴えたり、もう二度と再会できないのではないかと過剰に心配したりすることがあるかもしれません。 家族も困惑してしまうことが多いですが、「寄り添うけれども振り回されすぎない」アプローチが役に立ちます。まずは、子どもの訴えや症状を「いやなんだね」「痛いんだね」と受け止め、スキンシップなどで安心感を与えます。その後、「また夕方に会えるよ」などと見通しを伝えましょう。別れ際のハイタッチや合言葉などの決まった儀式が役立つこともあるかもしれません。再会の際には「がんばったね、また会えたね」とねぎらいましょう。 中には、身体の不調や、離れる先(保育所や学校など)でのとてもつらい体験が原因になっていることもあるので、子ども自身や環境をよく観察することも大切です。離れるのが怖くて学校に行けない、外に出られないなど、日常生活に支障をきたすほどの不安がある場合には、専門機関に相談しましょう。 最近毎朝お腹が痛いと泣いていて、小児科ではストレスからくるものと言われたのですが… 痛いと言う子どもにどう接してあげたらいいのかわからなくなったり、ストレスと言われてご自身を責めてしまったりする保護者の方もいるかもしれません。小さな子どもはまだ自分のストレスを感じたり、言葉で表現したりするのを練習している途中です。そのため、気持ちのつらさが身体の症状として現れることがあります。 何がストレスになるかは子どもによって異なりますが、ちょっと生活を見直す機会 になるかもしれません。大切なことは、身体の病気がなかったとしても、子どもにとっては本当に痛くてつらいのだということです。「気のせいだよ」と言われると、痛みやつらさの行き場所がなくなってしまうので、まずは「痛いんだね」「おなかいいこいいこしようね」などと声をかけたり、「いやなことがあったのかな」「毎日がんばっているね」などと、子どもの気持ちを言葉で代弁してあげたりしましょう。 もしも、食事が取れない、体重が減る、ほかの症状が出てくる、といった場合には、再度小児科に相談してみることをお勧めします。 おねしょが治らなくて… おねしょ(夜尿症)は5歳では20%くらいの子どもにみられます。発達とともに解消し、年に10-15%くらいは自然軽快していきます。 おねしょをしてしまった子は、心の中で「悪いことをしてしまった」と思っていることがほとんどです。改善には、周囲が温かく見守ってくれている安心感とやればできるという気持ちが大切なので、怒ると逆効果になってしまいます。 まずは、規則正しい生活と、夜には水分(特に砂糖やカフェインを含むもの) の摂取をへらすことから始めましょう。夜中に起こすことは成長発達の妨げに なるので避けましょう。 一方で、夜尿症の背景に身体の病気やストレスなどが隠れていることがあります。特に、昼間にもおしっこを何度も漏らす、痛みがある、一度なくなったおねしょがまた始まった、などは注意が必要なサインです。また、子ども自身が集団での宿泊などを心配していることもあるかもしれません。6歳以上は治療が可能なので、心配な場合には一度小児科などで相談をされることをお勧めします。 爪を噛むのをやめさせたいのですが… 子どもには、爪噛みや大きくなってからの指しゃぶりなどいろいろな癖があります。周囲の人は一度気づくと「ずっと続いたら…」「いじめられたら…」などと気になって、やめさせたくなることが多いようです。 もちろん、こうした癖はなくなる方がいいかもしれませんが、叱ったり禁止したりする前に、その子にとってどのような意味があるのかを観察してみましょう。手持ち無沙汰なこともあるし、本人なりのストレスへの対処方法であるかもしれません。 多くの癖は一時的で、年齢とともに改善します。指摘して禁止すると余計にストレスがかかり、悪化することが多いです。ストレスの要因が明らかであればできるだけ取り除き、手持ち無沙汰であれば別のものを持たせるなどの代替手段が役立つかもしれません。癖をしているときに注意するよりも、していないときに褒めることが効果的です。 目をぱちぱちとするまばたきが多くて、やめなさいといっても治リません… チックと呼ばれる症状のひとつかもしれません。まばたき、頭を振るなどの運動チック、鼻や喉を鳴らすなどの音声チックなどがあります。 小学校入学までの子どもに多く,ほとんどが一時的なものです。不安やストレス,緊張などで症状が強くなりやすいとされているので、心身の負担のサインともいえるかもしれません。注意したり怒ったりして本人にプレッシャーをかけるとかえって悪化してしまう可能性があります。 程度が軽い場合にはあせらずに、本人と周囲が症状を理解して、日常生活の負担を減らしていくことが役立ちます。いくつものチックが組み合わさったり、重い症状が続くような場合には、専門機関などに相談しましょう。 最近学校に行こうとしなくて… 子どもが学校に行きたがらないことは、なにかのしんどさのサインかもしれません。例えば、友達や先生との関係、学習の困難さ、発達の特性、身体やこころの不調、家での悩みなどが複雑に関係していることもあります。 まずは、本人の様子をよく観察して、学校に行きたくない背景にはどんなことがあるのかを一緒に考えてみましょう。なんだか理由がわからないという場合もあるので、そういうときには無理に聞き出さなくても大丈夫です。 そのうえで、家で穏やかに過ごすことを目標にしましょう。学校の目的の一つには、決まった生活リズムで過ごし、人に会うことがあります。家でもできるだけ起きる時間や寝る時間、食事の時間を決めて過ごしましょう。多くの人に会わなくても、まずは家族との挨拶や会話の中で、本人が安心できることが大切です。 また、家庭だけで抱えないことも大切です。学校や地域の教育相談、専門機関などに話してみるのもいいと思います。とくに、家の中でも表情が険しく、自分や他者を傷つけようとする、身体の症状が強いなどの場合には、早めの受診をお勧めします。 音読が苦手で、読むのを嫌がります… 学校生活では、教科書を音読したり、作文を書いたりすることがたくさんあります。生まれつきの脳の働きによって、全体的な発達には遅れがないのに、読んだり書いたりすることが困難になる子どもたちがいます(限局性学習症、ディスレクシア、発達性読み書き障害)。 全く読み書きができないのではなく、できても遅かったり間違えたりするので、しばしば努力が足りない、やる気がないと怒られてしまいます。成績が悪くなって自信をなくしたり、学校に行きたくなくなったりする子もいます。 その子どもにあった方法で練習をしたり、学校などと協力をしたりすることで、 日常生活の困難を減らすことができるかもしれません。気づいた場合には、早め に専門機関に相談してみましょう。 なんだか元気がなくぼんやりしていて、何をやっても楽しくないみたい… もしかすると、「抑うつ」と呼ばれる状態かもしれません。抑うつ状態では、全体のエネルギーが少なくなっています。たとえば、 ゆううつで活気がない楽しめていたことが楽しめなくなる食欲がない、おいしく感じない眠れない、途中で目が覚めるいらいらして怒りっぽい自分を責めすぎる自分を傷つけたり死にたくなったりする といった様子がみられることがあります。エネルギーが切れているので、がんばろうとしてもさらにしんどくなってしまいます。こうしたときには、何よりも休息が大切です。また、周囲に本人にとって強いストレスになるような状況があれば、できるだけ環境を改善します。中には、お薬での治療が役立つ場合もあります。子どものサインに気づいた場合には、家庭や学校で抱えず、専門機関などに相談することが大切です。 体重ばかり気にして食事をあまり食べなくて… 多くの子どもは思春期になると、自分の見た目を今までよりも気にするようになります。中には、体重や体型を気にしすぎるあまり、無理なダイエットや極端な食生活をしてしまう子もいます。 バランスのとれた十分な栄養は、成長期のこころと身体の健康に不可欠です。溢れる情報の中で、子どもが間違った情報や有害な方法を信じてしまっているかもしれません。「食べなさい!」と頭ごなしに強制するのではなく、その子がどういう思いでその行動をとっているのか、一緒に考えてみましょう。小児科医や養護教諭の先生の力を借りるのもいい方法です。 明らかにやせているのに太っていると信じて極端なダイエットを続ける、月経がこなくなる、たくさんのものを短時間に食べて吐いたり下剤を使用したりしているような場合には、摂食障害と呼ばれる状態かもしれません。心身に危険が及んでしまうこともあるため、早めに専門機関に相談しましょう。 リストカットをしているみたい… リストカットは、様々な方法で自分を傷つける自傷行為のひとつです。 リストカットをする理由はさまざまです。中には気がついたら切っていたという子もいますが、不安・恐怖・怒りなどの感情を和らげたり、自分が存在していることを確かめたりと、その子にとってはなんとか今を過ごすための手段として存在していることもあります。 子どもや親しい人がリストカットをしていると知ると、驚いて叱ったり、悲しいからやめるように言いたくなったりするのは当然の反応です。でも、そうするとその子はより、外ではなく内側を攻撃する方法に頼らざるを得なくなってしまいます。まずは自分を傷つけるほどにつらかったことに寄り添い、教えてくれたことに感謝を伝えます。「次に切りたくなったときには声をかけて」と、ひとりではないというメッセージを共有しましょう。 自傷行為はうつや自殺、そのほかのこころの疾患と関係していることもあります。周囲だけで抱えず、専門機関や相談窓口に相談することをお勧めします。 死にたいって言っていて… 「死にたい」という言葉にこめられたものは子どもによって様々です。本当に自殺を考えているのかもしれないし、話を聞いてほしいというメッセージかもしれません。自分の子どもや身近な人から「死にたい」と言われたときには、驚いたり、慌てて止めようとしたり、命の尊さを説いたりしたくなるのは当然のことですが、その前にゆっくりと時間をとって、その子どもに耳を傾けることが大切です。 まずは打ち明けてくれたことに感謝し、死にたいほどつらいという気持ちを受け止めましょう。死ぬことや自殺について話をすることは危険なことではありません。むしろ、どれくらい強く死にたいと思っているのか、具体的に計画しているのかなどを確認し、一緒に考えたい、子どもをサポートする専門家にも仲間になってもらいたいと伝えましょう。 自殺の危険が迫っているときには、気持ちが追い詰められて突発的な行動をとりやすくなります。一人にせず、できるだけ早く専門機関や相談窓口などと情報共有をしましょう。 子どもがスマホをほしいと言うのですが、依存が心配です… 子どもたちにとって、ゲームやインターネット、SNSなどは日常生活の 一部になっていて、役に立つ場面も多くあります。でも、のめり込みすぎ てしまうと、時間などをコントロールできず、インターネットを生活の何 よりも優先してしまい、日常生活や周囲との関係にトラブルを生じてしま うようになります。 できればスマートフォンやゲーム機などを最初に与える前に、子どもと一緒にルールを作る(機器は親が貸し出す、使う場所と時間を決めるなど)ことが何よりも大切です。ルールは書面に残し、守れなかったときの約束を決めておきましょう。 ゲーム障害(ICD-11)のような状態になってしまうと、立て直すのは容易ではありません。まずは少しずつゲーム以外の時間、日常生活のリズムを作ることを目標にします。家庭内だけでは解決が難しいことも多いですので、抱えすぎず、専門機関に相談しましょう。 子どもが産まれてから3ヶ月。自分の子どもが可愛く思えません… 妊娠や出産は、大きな心身の変化を伴います。寝不足、傷の痛み、授乳の悩み、周囲との関係の変化、育児や子どものいる中での家事や仕事の調整…こうした変化が短期間に一気に押し寄せるため、喜びの気持ちの反面、しんどさや大変さもあるかもしれません。 出産後、およそ50%ほどの女性は、訳もなく涙が出たりイライラしたりするマタニティブルーを経験します。これはホルモンや環境の変化によるもので、産後数日ごろから見られることが多く、通常は2週間ほどで自然とよくなります。 10%ほどの産後の女性は、こうした一時的な気持ちの落ち込みを超えて、産後うつと呼ばれる状態になります。ひどくゆううつな気持ち、ものごとへの興味の消失を中心に、眠れない、自分を責める、母乳への過度なこだわり、子どもが可愛く思えない、などのつらさを経験します。 これは、妊娠出産という一大事を考えると、不思議なことではありません。多くの女性は「母親なのに」と自分を責めて助けを求めませんが、こんなときこそ周囲を頼ることが大切です。周囲の方も、決して本人のせいではないこと、適切なサポートによりほとんどの場合には改善することを伝え、地域の保健師や専門機関に相談しましょう。また、10%ほどの父親にもうつがみられるとされており、家族全体を支える体制が必要です。 作成・監修 こころの診療科作成日 2021年5月5日 --> ページトップへ 子どもの心の診療ネットワーク事業 中央拠点病院 〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1 国立成育医療研究センター 小児内科系専門診療部 こころの診療科内 Mail: kokoro☆ncchd.go.jp ※上記の「☆」記号を「@」記号に置き換えて下さい。 個人情報保護方針  |  著作権とリンク 子どもの心の診療ネットワーク事業

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