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独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) 本文へ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 文字サイズ変更 背景色変更 toggle navigation メニュー閉じる 背景色変更 ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 閉じる ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ 保険会社における職場配置と定着に向けた取組 2021年度掲載 事業所名プルデンシャル生命保険株式会社 ドライデンカスタマーセンター  (法人番号: 4010001028465) 業種金融・保険業 所在地宮城県仙台市 事業内容生命保険 従業員数307名 うち障害者数23名   障害 人数 従事業務 視覚障害 1名 生命保険契約管理事務作業 聴覚・言語障害 5名     同上 肢体不自由 8名     同上 内部障害 4名     同上 精神障害 4名     同上 発達障害 1名     同上 本事例の対象となる障害 視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害、精神障害、発達障害 目次 事業所の概要、障害者雇用の経緯 障害者の従事業務と職場配置、職場定着に向けた取組の内容と効果 今後の展望と課題 事業所外観 1. 事業所の概要、障害者雇用の経緯  プルデンシャル生命保険株式会社(以下「当社」という。)は、世界最大級の金融サービス機関、プルデンシャル・ファイナンシャルの一員として昭和62(1987)年10月に設立された。  ドライデンカスタマーセンター(以下「DCC」という。)は、当社の2つ目の本社として、平成16(2004)年7月、仙台市郊外の泉区紫山に開設され、顧客の保障の引受から保険金支払までの生命保険契約にかかわる一切の事務業務を行っている。  平成16(2004)年の設立当初から障害者雇用を推進しており、DCCだけで見ると障害のある社員(以下「メンバー」という。)の割合は7.5%にのぼる。  社内の雰囲気はとても柔らかく、メンバーを同じ会社で働く仲間として周りの社員が自然と受け入れる文化が醸成されている。長期にわたり勤務するメンバーが多く、勤続10年以上のベテランも珍しくない。一人ひとりがチームにとって無くてはならない存在であり、会社・チームに貢献しているという“やりがい”を持って働けることを当社は大切にしている。 2. 障害者の従事業務と職場配置、職場定着に向けた取組の内容と効果 (1)従事業務と職場配置  DCCでの職場配置の大きな特徴は、メンバーが特定の部署にまとまるのではなく、さまざまなチームに分かれて所属していることである。DCCには16チームがあるが、一人ひとりのメンバーが、各自の特性や長所を生かし各チームで活躍している。  メンバーを各チームに配置することは、本人の希望する仕事を振り分けることができたり、特性や長所を生かしたフレキシブルな配置ができたりすることが大きなメリットにつながる。  しかしその反面、配属チームが多岐にわたることにより、本人の特性と職場配置とのマッチング状況の把握や入社後のフォローが難しくなる可能性もあるため、配置後も一人ひとりと丁寧に向き合い、時間をかけながら対応することを大切にしている。  職場配置は、メンバーの特性や長所、配慮事項を考慮したうえで、本人と配属先双方との十分な認識すり合わせを経て決定される。  採用フローの中で「マッチング面談」を設定している。本人との面接では採否を検討するための面接を行うだけではなく、職務とのマッチングのために本人の得意な作業や、反対に避けたい業務内容や作業などをヒアリングすることとしている。マッチング面談は配属チームが決まる前に行い、障害や現在の体調、配慮事項などを事前に確認して入社後の活躍ビジョンを具体的に検討することで、配属のアンマッチを防ぐことが狙いである。  マッチング面談のポイントは、面談担当は採用チームではなく、総務チームで実施していることである。総務チームでは採用関係の事務手続き全般に加え、入社後の定着支援面談を行うが、そのほかにも会社の建物管理、庶務、労務などすべての社員の生活面をサポートする業務を総合的に行っているため、メンバーへのサポートにも対応しやすいという利点がある。メンバーからの就業時の勤務環境改善の要望や、万が一トラブルが起こった際などへの対応も、総務チームだからこそ迅速かつ多面的・多角的にサポートを行うことができている。 (2)職場定着に向けた取組  入社後は、メンバーごとに、月1回以上の「定着支援面談」を実施している。  定着支援面談は2部構成になっており、面談の前半は本人と外部の支援者での2者面談、後半は所属チームの上長と総務チーム担当者が加わっての3者面談となる。  精神障害や発達障害をもつメンバーの場合、入社前から就労支援などの施設を利用しているケースが多いが、その場合は当該施設の担当者(以下「就労支援員」という。)へ連絡を取り、可能であれば入社後の定着支援を引き続き担当してもらうか、別の施設・機関を紹介いただくようお願いしている。  特に精神障害や発達障害のあるメンバーの受入については、専門知識をもつ就労支援員や地域の障害者就労支援センター、宮城障害者職業センターなど様々な機関(以下「支援機関」という。)にアドバイスをいただきながらアプローチしていくことが鍵になると考えている。  就労支援員側と連携を密にとり、細かな変化を見逃さないこと、本人が要望や気持ちを気軽に打ち明けられるような信頼関係づくりを重要視しており、そのうえで本人によりマッチした環境や働き方を一緒に探っていくアプローチを行っている。  また、必要に応じて配属予定チームの社員を対象に受入や配慮に関する勉強会を開くなどの対応も行う。  一緒に働くチームの社員にとっては、どの部分を配慮すべきで、どんなことに気を付けるかがわからず、最初は戸惑ってしまう場合もあったが、その際には支援機関の方から接し方を教えてもらったり、本人が自分の″取扱説明書″を作成してくれたことで、周囲の理解が深まった事例もあった。 (3)働きやすい環境整備  働きやすい環境の整備面では、会社の就業ルールや休暇制度が充実していることもあり、細やかな支援を行うことができている。メンバーによっては、自分の感情をコントロールすることが苦手(不安感が強いなど)だったり、状況判断が苦手だったりすることがある。そのため、周囲に気を使って疲れていることを言い出せない、休暇をとるタイミングが分からないなどにより働き続けてしまい、調子を崩してしまうようなことも少なくなかった。また、メンバーの中には通院などにより有給休暇の取得自体に不安を感じる人もあった。有給休暇以外に通院・治療の際に取得できる傷病休暇制度や、フレックス勤務制度を活用することで、メンバーは無理のない範囲での就業が実現できている。  当社の傷病休暇・フレックス勤務制度は、障害者雇用にあたり導入した制度ではなく既存の制度で、全社員が日常的に活用している。当社の働き方の選択肢の一つで、結果的に障害のある社員にも活用しやすい制度となっている。傷病休暇やフレックスは有給休暇が減らないのが大きな利点である。また傷病休暇は、上司が社員の様子を見て、調子が悪そうなとき、有給休暇の残日数を気にすることなく、迅速に休みを取るよう指示ができる。フレックスも、有給休暇と同様、使用理由は自由なので、ちょっとした用事や余暇活動にも活用できる。一日休むのではなく時間単位で利用可能なことから、仕事や周囲への影響を気にせず利用しやすいのも利点である。 (4)支援機関との連携  様々な取組や制度が効果を上げるには、まずは本人が抱えている悩みや、要望などをきちんと把握することが前提となるため、支援の取り掛かりとして、まずは定期的な定着支援面談、そして支援機関との連携を重要視している。  ときには、入社後に業務に関して不安を感じたり、チームに馴染めず悩んでしまうメンバーもいるが、定着支援面談を定期的に行うことで、早い段階で変化や悩みに気づくことができるため、対応に困ったときには支援者や支援機関の協力をあおぎ、面談を追加で行ってもらったり本人の気持ちをじっくりヒアリングしてもらうことも多い。支援者の皆さんからもらったアドバイスに沿って声がけを工夫し、問題解決の手がかりが見つかることもあるため、会社側の視点だけで物事を考えず、落ち着いて対応することができている。   3. 今後の展望と課題  現在のDCCでの障害者雇用が目指すのは、より多くのメンバーの受入を増やしていくこと、入社後の支援・フォロー体制の強化、そしてメンバーの戦力化である。   障害者を雇用する場合、事業所は受入れや入社後のフォローにエネルギーを使ってしまうことが多いが、当社では雇用することをゴールにするのではなく、メンバーがそれぞれの特性や長所を発揮し、当社の社員としてやりがいを持ち、いきいきと働けることが一つの理想だと考えている。精神障害や発達障害をもつメンバーの受入はまだ実績も多くはなく、手探りの部分が多い段階ではあるが、現在のDCCでの支援体制の強みは、一人ひとりに合った支援を個別に行えているところだと考えている。  今後も、その強みを生かしつつ、入社後の定着支援面談の流れや支援機関との連携をフロー化し、より多様なケースに対応できるよう支援体制を整えていきたい。  障害のある社員(メンバー)を自然体で受け入れているDCC社員の文化を引き続き大切にしつつ、メンバーを支援するだけの対象ではなく、一緒に活躍する社員として受け入れ、メンバーの働く意欲を大切にしながら、障害の有無に関係なく、社員と会社が一緒に成長していくことが、当社での障害者雇用が目指す姿だと考えている。   執筆者:プルデンシャル生命保険株式会社 ドライデンカスタマーセンター 総務(DCC担当)チーム 前ページへ アンケートのお願い 皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。なお、事例掲載企業、執筆者等へのお問い合わせや、事例掲載企業の採用情報に関するご質問をいただいても回答できませんので、あらかじめご了承ください。※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。 アンケートに答える(別ウィンドウで開きます) サイトポリシー プライバシーポリシー 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) Copyright (c) Japan Organization for Employment of the Elderly, Persons with Disabilities and Job Seekers. All Rights Reserved.

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