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MENU 当科について 医師紹介 受診される方へ 冠動脈リスク評価チェック 対象疾患 循環器疾患におけるハイリスク要因 心臓血管外科チームとの連携 医療関係者の方へ 実績について コラム よくある質問 国立研究開発法人国立循環器病研究センター　法人番号3120905003033〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号　 電話：06-6170-1070（代） コラム Column トップ コラム 一方向性冠動脈アテレクトミー術について 2021/12/09疾患・治療等コラム 一方向性冠動脈アテレクトミー術について 一方向性冠動脈アテレクトミー術(Directional coronary atherectomy: DCA) 一方向性冠動脈アテレクトミー(DCA)は、ステントなどを用いることなく、動脈硬化巣を直接切除することにより、血管内腔を確保することができる唯一のカテーテル手術法です。DCAカテーテルはプラークを切除するDCAカッター、切除したプラークを収納するハウジング、DCAカッターを動かす電池とモーターがあるモータードライブユニットから構成され、ガイドワイヤーを通じて病変に到達させます。 もともと使用可能であったカテーテルですが、冠動脈ステント留置に合併するステント内再狭窄が著しく減少した薬物溶出性ステント登場により、一度姿を消しましたが、2017年夏より当院を含めた本邦で使用可能となりました。治療適応のポイントは、（１）冠動脈プラークが柔らかいプラークであること、（２）大きな側枝を持つ冠動脈近位部病変であること、です。DCAカテーテルにより本管のプラーク切除により、十分な内腔が確保できれば冠動脈ステント留置も不要となります。 従ってより長期にフォローが必要な若年者、柔らかいプラークを持つ左前下行枝の入口部病変は特に良い適応となります。また冠動脈ステント留置が必要であっても、側枝閉塞を防ぎつつ、ステント留置後に本管および側枝における十分な血管内腔が確保可能となります(図E-F)。注意点として太いカテーテルを使用するため基本的には大腿動脈アプローチとなります。 一覧へ戻る Actual introduction実績紹介 FAQよくある質問 Columnコラム 一覧はこちら 2021/12/13 冠動脈CTでここまでわかる　一歩進んだ冠動脈CT活用法 2021/12/13 冠動脈コンピュータ断層撮影装置（冠動脈CT） 2021/12/13 冠動脈疾患に対する冠動脈バイパス術とカテーテル治療の選択 医療関係者の方へ Patient Referral患者さんのご紹介 Interested Doctors国循にご興味がある医師の方 PAGE TOP 国立研究開発法人国立循環器病研究センター　法人番号3120905003033 〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6番1号　 電話：06-6170-1070（代） よくある質問 ご相談・お問い合わせ--> Copyright © National Cerebral and Cardiovascular Center All rights reserved.